J1 Visaを1ヶ月で取った話
皆さん、こんにちは! Ken.Sです!
90日以上アメリカに滞在する際に必要なビザについてお話ししようと思います。私が取ったビザはJ1ビザ(交流訪問者ビザ)です。通常3ヶ月程度かかる準備がかなり必要なビザなので、留学受入先との連絡を密にして頑張りましょう。申し訳ないですが、他のビザの情報やJ1ビザでも知らないこともあるかと思います。ご了承ください…。
J-1 Visa取得前の私の状況
留学受入先も決まって留学行こうとしたらTOEFL受験が必要ということが分かりました。5ヶ月かかってようやく基準点をも満たし正式に受け入れてくれることが決まりました。その間に留学先の大学が受け入れの準備をしてくれていたので、1ヶ月でビザが取れたのかなと思います。
J-1 Visaの取得条件
https://esta-center.com/jonevisa/index.html#J1-5
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
私の場合、Internshipなので最大12ヶ月まで滞在できます。また、現在修士1年なので現役学生として認められます。一番大変な必要種類について書いていきます。
申請に必要な書類
書類が完成した順に書いていきます。
パスポート
現在有効なパスポートに加え、過去10年間で取得した期限切れのパスポートも必要です。しかも、現在有効なものも帰国予定日より6ヶ月先まで有効である必要があります。
DS-7002
これはInternshipのみ必要らしいです。T/IPP(Training/Internship Placement Plan)とも呼ばれます。私の場合、TOEFLで基準点行ってすぐにこの記入をしてくれとの連絡がありました。
DS-7002のために必要な書類
- 健康保険
- CV(履歴書)
- 財政証明
- 在籍証明書
- パスポートの顔写真のあるページ
基本的には全て英語で書かれている必要があります。あくまでも私の場合なので他の方と異なるとは思いますが、大体はこんな感じだと思います。履歴書の書き方は日本と異なります。注意しましょう。
【初めての方】英文履歴書(英文レジュメ、CV)の書き方&テンプレート付き | 人材派遣・人材紹介のマンパワーグループ
SEVIS費用支払証明書
Student and Exchange Visitors Information System. F-1, M-1ビザの方も必要らしいです。DS-2019(=I-20)取得のために必要とのことです。支払い後にレシート(=支払い証明書)を貰えるのでしっかり保管しましょう。
私の場合、SEVIS ID 等が留学先の方から教えてもらいました。なので、受入先との連絡が必要です。
受入先からの招待書
これは必要だったりそうでなかったり他の記事では曖昧ですが、持って行って損は無いので持っていきましょう。英語で書かれたもののみ受け付けてくれないので注意してください。
DS-2019(原本)
受入先から貰う受入許可証のようなもの。原本が必要なので自分がサインしたものを持って行きましょう。
証明写真
5cm × 5cm の背景白の写真が必要です。普通の証明写真だと背景が青になってしまうので、Ki-re-iという証明写真機のWith スマホのExcellentモードを利用しましょう。Excellentモードで背景を白にできる上に、スマホでjpegで保存ができます(専用アプリのインストール必要あり)。これは次のDS-160で必要です。便利なのですが、1回の撮影で1,500円も取られました…。
DS-160
https://ceac.state.gov/GenNIV/Default.aspx
ここでオンライン申請書を作成します。他の記事でも、この記入に1~2時間かかると紹介されてます。そんなにかからんやろ~(ヘラヘラ)と思っていたら本当にそれくらいかかりました。原因としては、1.結構細かいところまで聞かれる。過去の渡米歴や中高の詳細情報など。 2.20分でセッションタイムアウトを食らうク〇仕様です。特に2.はセーブの仕方が面倒で分かりにくいです。
まず、書き始めたらApplication numberをメモしましょう。PCが記憶してくれますが、ブラウザの仕様なのか場面が変わると忘れます。そして基本情報の内容も必要なので(秘密の質問的なやつ)それもメモしておきましょう。Retrieve Applicationというところで必要情報を入れて取り戻せます。セーブの時は今記入しているページに必要情報を全て書かないとセーブできません。画面したのSaveをクリック後、Save to fileをクリックしてようやくセーブが出来てます(分かりにくい)。
このApplication numberが面接時に必要なのでメモをなくさないようにしましょう。最後に画面の上の方にあるSignのところまでいったら終わりです。Reviewらへんで記入した情報が出てきて終わりかなと勘違いしやすいです(私は思いっきり勘違いしました)。Printとかいうボタンもあるのでややこしいです。印刷したらDO NOT BRING THIS PAGEと書かれていました。Signまで行って印刷ボタンを押したら必要なDS-160確認ページを印刷できます。その中で顔写真をアップロードするところがあるので、先程の証明写真を利用しましょう。
面接予約確認ページ
https://cgifederal.secure.force.com/
先程のDS-160のApplication numberが予約に必要です。登録したメアドに予約確認が送られるので印刷しましょう。必要なのは1ページ目のみです。全部印刷すると7ページくらいになります(全部印刷して無駄なお金を払った顔)。
財政証明
留学中必要なお金もちゃんと持っているかの確認のために必要です。私の場合、受入先からもその資料が欲しいと言われたので用意してました。銀行に行って必ず英語でも書かれた(できればドルでも書かれた)ものをもらってください。
面接までの流れ
アメリカ大使館のYouTubeは結構わかりやすいですね。面接のことも流してくれる動画もあるので是非見てはいかがでしょうか。
大使館入館前
まずアメリカ大使館に入るためには、大きい荷物(25cm四方以上)は持ち込めないということに留意しましょう。私はいつも使っているリュックで行きましたが大きさが微妙だったので、溜池山王駅のコインロッカーに入れました。溜池山王駅から大使館に一番近い出口は14番出口です(2020/02/11現在)。改札から左前に行けば14番出口方向なのですが、改札出てすぐに「コインロッカーはこちら→」と書かれたやつを見つけましたが反対方向です。しかし、14番出口方向に向かう途中にも別のコインロッカーがあります。私の場合、10:15がAppointment timeで10時ちょうどに駅に着いてちょっと焦ってました。そういう時に限ってPASMOのチャージ額が足りない&万札しかなくてコインロッカー代を払えないという事態に陥り、ダッシュでチャージしました(鍵かかってない状態で荷物を置き去りにしながら)。そうならないように、時間には余裕を持って行きましょう。
14番出口を出たらすぐ目の前に大使館があります。横断歩道に警備さんに「大使館ですか?ビザですか?」と聞かれ案内してくれました。
大使館入館時
私が持ち込んだのは、必要書類とそれを入れたクリアファイル、スマホ、財布、暇つぶしの本です。イヤホンや飲み物は荷物と一緒にコインロッカーに入れました(金属探知機や液体はなんか面倒そうだったので)。最初にかごにスマホと財布(金属があるもの)を入れ、ポケットには何も入れるな、Bluetoothはオフにしろなど言われ中に入ります。そして空港のゲートみたいな感じで進んでいきます。他の記事では携帯は預けるとかありましたが、今(2020/02/11現在)はそうでないみたいです。ゲートをくぐったら一度外に出て別の建物に入ります(真ん中の入口がビザ用です)。そこでクリアファイルを提出します。ここでクリアファイルに入れる順番があります。この通りだと流れがスムーズです。最後に番号札を貰います。
https://jp.usembassy.gov/wp-content/uploads/sites/205/2017/04/wwwf-visa-j-docs-arrangement.pdf
大使館入館後(書類提出~面接)
これ(写真参照、パーテーションポールというらしい)で分けられた列に並んで書類提出まで待ちます。
書類提出まで20~30分くらい待ちました。自分の番になったら、書類を確認してもらいOKなら椅子に座って待てと言われます。
次は指紋認証です。番号札で呼ばれます。10分程度で呼ばれました。左手の親指以外4本→右手の親指以外4本→両方の親指で認証させるのですが、普通にやれば問題なくすぐ終わります。しかし、最初に右手を置いてしまった私は時間がかかってしまいました。
指紋採取後、面接の列に並べと言われます。30分くらい待ったのですが、動画と違い座って番号で呼ばれるわけではなく、列に立って並びます。携帯を持ち込めるので、待っている間いじれます。それを知らなかったので驚いていましたが、(そんなにLINEしている友達は多くないので)本を読んでました。
面接後、1週間くらいで届くよ、と言われクリアファイルごと没収されます。そしてEXITを書かれた方に歩いていって外に出ます。これでビザの手続きは終了です!
面接で聞かれた質問
I : interviewer , S : 私
I「Why are you going to go to the U.S.?」
S 「I will go there to take part in an internship and study my major, computer science.」
I「○○ University?」
S「Yes.」 アメリカのどこに行くのかを聞きたかったのだろう。
I「Japanese government supports you?」
S「Yes.」トビタテのことです。DS-2019にFundのことが書かれているので、そこから質問されました。
I「What are you going to study?」
S「Sorry? (後ろが聞き取れなかった)」
I「What study」
S「Computer science.」さっき言ったよな…
I「…。We will send you your passport with visa about a week.」
詳しくは覚えていませんが、こんな感じで言われました。
S「Thank you!」
NGワードらしきものもあるみたいですが、それを匂わせる質問はそこまでなかったですね。
NGワード候補集
- 働きにアメリカに行く→J1ビザは国際交流やインターンシップが目的 (私の最初の質問も危なかった?)
- 留学後もアメリカにいる→不法滞在狙いなのでは? 日本に帰ることを言うべき。例えば私の場合は、「I will go back the current school to get master's degree.」といった感じです。
- 友達がいる→勉強しないんじゃないかこいつ
- 日本で偉かった→なら日本で頑張れや
こんな感じらしいです。他の記事ではもっと詳しく書いてありますね。
面接の感想としては、質問があまり多くなかったなという印象です。必要書類の確認程度という感じでした。聞かれることはある程度一緒みたいなので、基本的なことはちゃんと調べて答えられるくらいはしましょう。
パスポートが届くまで
登録したメアドやSMSで連絡が来ます。一週間程度と言われましたが、実際は8日かかりました。その間パスポートは手元に無いので、すぐ海外行ったりTOEFL受ける人は注意してください。
最後に、普段アメリカ大使館近くの赤坂や六本木には行かないので、ビザ貰えると分かってからテンションが上がって散歩しました(笑) 六本木ヒルズとテレ朝まで歩きました。そして美味しいラーメンを…
次の記事からはもう留学日記になるかもしれません!読んでくださりありがとうございます!
See you next time!